2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

・NHK教育みんなのうたhttp://www.nhk.or.jp/minna/ 「みんなのうた」もいつのまにか洗練されているのだなあ。 ・「成瀬巳喜男 その、まなざし」@ラピュタ阿佐ヶ谷、2/29(日)−4/24(土) http://www.laputa-jp.com/laputa/program/naruse/

借りていた『バッファロー'66』、『銀河』(監督L・ブニュエル)、『日本春歌考』(監督大島渚)、『豚と軍艦』(監督今村昌平)、『静かなる一頁』(監督A・ソクーロフ)、『自由はパラダイス』(監督セルゲイ・ボドロフ)、の計6本を鑑賞後、返却。 ・『バッファ…

・大学の学部図書館から繰り返し返却催促が来る。留守電に入っていたので直接会話は交わしていないが、うるさい。もちろん非はこちらにあるのだが、試験期間中にどうやって構内に入ればいいんだよと思ったていたら、きちんと臨時事務所が設けられていた。 ・…

はてなダイアリー<ディスコティックな夜>http://d.hatena.ne.jp/galon/20040123

ところで、岩井克人『会社はこれからどうなるのか』って、北原勇『現代資本主義における所有と決定』のまんまパクりだと思うんですが、参考文献にも載せないってどういうことよ。

池袋西口の古本屋さんにて

・平岡正明『山口百恵は菩薩である』(講談社)。杉浦康平+鈴木一誌による造本で、まるで工作舎の本みたい。ほかに、鮎川信夫『最後のコラム』(文藝春秋)、吉本隆明『ハイ・イメージ論(全3巻)』(ちくま学芸文庫)を。

・戸田誠二『生きるススメ』(宙出版)

・堀江敏幸『熊の敷石』。 文庫化されていたのを機に再読。表題作は、ユダヤ人虐殺やボスニア紛争、眼球を欠いて産まれた子どもといった重いテーマがでてくる一方で、カマンベール投げ大会やペタンクといったちょっと力の抜けた話、語り手が取り組んでいる学…

鎌倉駅近くにあった古本屋さんにて

・全部文庫。ゴーリキー『母(上下巻)』(岩波)、ムージル『愛の完成・静かなヴェロニカの誘惑』(岩波)、金井美恵子『添寝の悪夢・午睡の夢』(中公)、『葛西善蔵随想集』(福武)、山崎登世子『メディア都市パリ』(ちくま学芸)など。

・思い立って鎌倉へ。半日ぶらぶら寺めぐり。北鎌倉駅下車。円覚寺に行く。それから建長寺へ向かう。途中にあった東慶寺に立ち寄り、さらにその先にある浄智寺の看板に澁澤龍彦のお墓がある、と記してあったので、ほぉーと思ってもちろん立ち寄る。入り口で…

◇『20世紀ノスタルジア』 ◇『ひとりね』(監督:すずきじゅんいち、主演:榊原るみ) かたや広末涼子の魅力が、かたや榊原るみの怪しい魅力が全開の映画を続けざまに観た。榊原るみのおっぱいが拝めます。危険です。 ◇『ブギーナイツ』 ◇『blue』 OK、正直に…

◇岩井克人『会社はこれからどうなるのか』(平凡社) 『バカの壁』方式というのか、インタヴューテープを文章に起こしたらしくひどく読みやすい。マニュアル的な指南は書いてない。会社のなかでどう振る舞えばよいのかとか、転職や独立・企業をするべきか、ま…

◇失われた体育会系の日々を取り戻そうとプールで泳いでみたけどもちろん無理だった。あいかわらず泳ぎは上達しない。もっと向上心を持たねば。西原理恵子『ぼくんち(全)』(小学館)、細野不二彦『S.O.S(1巻)』(双葉社)、村上かつら『サユリ1号(1巻)』(小…

町山/鴻上

町山智浩の2月10日のはてなダイアリーにあるこんな記述。 立派な映画だろうとアホ映画だろうと、それをいっぱい見て、いくら詳しくても、最初からちっとも偉くないわい。むしろそんなことで飯食ってるのは申し訳ない恥ずかしいことだろ? 野菜作ったり、セッ…

◇文藝アンケートによると『月光の囁き』は好きな映画の1つらしい。しかし表面的な類似がどうこうというレベルに留まる私の悪いクセ。似ているところではなく、むしろ“違い”の分かる人間にならなければいけないのだ。だばだ〜(原田宗典風に。懐かしいなぁ)。

綿矢「蹴りたい」について

◇ハツのにな川に対する倒錯気味の愛情(関心?)という不健康さ、教室で孤立している生徒という不健康さを、彼女が陸上部に所属しているということが、救っているというか。実際に読む前に聞いていたあらすじからは、絶対に主人公は帰宅部だと思っていたが。…

◇DVDを返却しに遠出。朝は雪が降ったり止んだりの天候だったが、昼には予報どおり汗ばむくらいの温かさに。返却後、久しぶりに都電に乗る。池袋に出て『10ミニッツ・オールダー イデアの森』を観るためだった。だったがしかし、先週から、上映は朝の1回にな…

DVD

◇『素晴らしき放浪者』(監督:ジャン・ルノワール,1932年,フランス) 宿無し男ブーデュは、可愛がっていた犬がどこかに行ってしまったり少女からお金を恵まれたりしたことに嫌気が差し――たのかどうだか分からないが――、橋の上から飛び込み自殺を決行する。そ…

◇「昼ドラ」がはてなのキーワードになっているが、そこには「主婦と無職の強い味方」という説明がされていて笑った。時代劇の再放送とかもそうですね。町田康じゃないですけど。無職の生活―町田康といえば、「人間の屑」の主人公は、毎日オンナから貰うお金…

◇沢尻エリカ観たさに、TBSの昼ドラ『桜咲くまで』にチャンネルを合わせてしまう日々。彼女は受験を控えた高校3年生の役。母親と、東大卒業して一流会社に就職した後に引きこもってしまったお兄さんと暮らしています。 公式HPはこちら http://mbs.jp/sak…

◇稲葉振一郎『経済学という教養』(東洋経済新報社)を読了。他に、『文藝春秋』3月号から「蹴りたい背中」(にな川君の服装の描写「英字新聞の柄の開襟シャツ」に笑った。あと、ハツ―にな川という2人の関係だけでなく、特に絹代の絡んだ関係が面白かった。英…

◇『アマチュア』(監督:キェシロフスキ、1976年) ◇『傷跡』(監督:キェシロフスキ、1979年) 2作ともキェシロフスキ初期の作品。ポーランド時代に撮られたものとのことで、政治的・社会的な色の強いものになっていて、ドキュメンタリー風のつくりになっている。…

DVD

先日DVDには触手が動かないようなことを書いておきながら、レンタル屋さんで4本1週間で1000円で貸し出されていたのに惹かれて、フィリップ・ガレルの『秘密の子供』やキェシロフスキ・コレクションから『アマチュア』などを借りて来た。ビデオと較べて格段の…

すっかり諦めていたラス・メイヤー映画祭が延長されていたので渋谷シネ・ラ・セットまで。『ファスター・プッシーキャット キル!キル!』『グッドモーニング・グッドバイ』を観てきた。『ファスター』は広大な砂漠の中を疾走する3台のスポーツカーから始まり…

○トッド・ソロンズ監督の『ストーリー・テリング』を。『ウェルカム・ドールハウス』に出てくる少女のようなパンチのある人物は出てこなかった。場面が切り替わる時の音が、まるでサザエさんかドラえもんのような間の抜けた音になっていて、郊外ののどかな感…

○井伏鱒二『遥拝隊長・本日休診』(新潮文庫)を読了。映画版『本日休診』は、どうやらここに収められている2編を併せてひとつの物語に作り直した作品だったようだ。「本日休診」は短い作品のわりに、結構な数の登場人物が入れ代わり立ち代わり出てくる。しか…

待望のビデオデッキを買いに車で家電量販店に。先日のことがあり、運転中はパトカーが隠れていないかを警戒してしまう。買ったのはVHS録画再生用の。いまのところDVDの必要性は全く感じていない。お金があれば買いたいけれど、ハードにも買いたいソフト(○○BO…

『ロード・トゥ・パーディション』、『戦場のピアニスト』、『本日休診』を観る。前の2本はツタヤの半額サービスで借りたもの。半額期間中に最低でもあと1回は借りに行こう。『本日休診』は図書館で。渋谷実監督作品。原作は井伏鱒二。『赤ひげ』のような…

○岡崎京子『テイク イット イージー』(スコラ)読了。エロや暴力は出てこない、かといって爽やかとも言えない、しかし80年代浪人生の屈託が分かりやすく描かれている。個人的には浪人時代に悪いイメージは持っていない。もともとの日常が地味だというのが一番…