■

◇『20世紀ノスタルジア』
◇『ひとりね』(監督：すずきじゅんいち、主演:榊原るみ)
かたや広末涼子の魅力が、かたや榊原るみの怪しい魅力が全開の映画を続けざまに観た。榊原るみのおっぱいが拝めます。危険です。
◇『ブギーナイツ』
◇『blue』
ＯＫ、正直に告白しよう。市川実日子と市川実和子の名前上の区別がついていなかった。しかも姉妹だったなんて知らなかった。本作に主演している妹・実日子さんは、『ぷりてぃ・うーまん』では力の抜けた市役所職員の役を好演していたが、『blue』のように高校生をやってもしっかりとはまっていて、ひどく年齢不詳な女性だなあと思った。タイトルどおり青色が基調になった、遠目から長回しで写される映像から、静謐で穏やかで透明な世界を感じられるのだが、ときにそれが反転して、重苦しさや息苦しさに変わるように思った。青に溺れる。