2003-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「THIS IS 杉浦茂」@渋谷パルコ10.25〜11.03 数年前に三鷹駅前の美術館で開かれた杉浦茂展に行って、最終日だったこともあったのだろうけれど、盛況だったらしくカタログが売り切れてしまっていて残念な思いをした記憶がある。おそらく同じ悔しい思いをして…

マンガ

◇山本直樹『YOUNG&FINE〜うみべのまちでぼくらはなかよしだったか〜』(双葉社) ブックオフで100円で買ったのが申し訳なくなる素晴らしい作品。海に面した地方の小都市、高校生、夏、性体験、という作者のマンガではよく出てくる一昔前の青春ドラマのような…

◇大塚英志『「彼女たち」の連合赤軍 サブカルチャーと戦後民主主義』(角川文庫)

マンガ

◇よしもとよしとも『青い車』(イーストプレス)

◇大塚英志『サブカルチャー反戦論』(角川文庫)

◇無職ドットコム(はてなダイアリーGODISNOWHERE?、さんの日記より。http://d.hatena.ne.jp/yuzuki-m/20031025)◇ファミコンソフト人気投票 ひと月ほど前のテレビブロスではファミコン20周年&生産終了の特集を組んでいたが、コメントを寄せている有名人た…

大塚英志『定本 物語消費論』(角川文庫) 「物語消費」=「送り手からもたらされる断片的な情報を想像力をもって接ぎ木し、更には『世界観』という枠組みの中で限定的に『物語』を紡ぎ出すという新しい消費の形式」を、多くの事例を用いて例証している。ある…

◇森鴎外『普請中・青年 森鴎外全集2』(ちくま文庫) 「青年」は読んだことがあるのでそれ以外の短編を。「あそび」という短編が面白かった。http://www.asahi-net.or.jp/~aq3a-imi/syoko/kindai/ogai/asobi.htmlゴーゴリなど、小役人の話って面白い。それと「…

◇上野動物園を徘徊 この前、作家の青野聰さんとしゃべっていたら、青野さんも動物園が好きだということがわかった。それで、なぜ動物園が好きかというと、動物園は病的だから好きだということもいっしょだった。(中略) 動物園の動物はすごく暗い。だから、…

◇阪妻主演の『坂本龍馬』 ◇稲垣浩監督の『忘れられた子等』 赴任先の小学校で、特別学級を任されることになった若き男性教師の2年間。甘っちょろいヒューマニズムなのかもしれないが、主人公がいやみのない性格のため、わざとらしさや大袈裟な感じを受けな…

◇鴻上尚史『鴻上夕日堂の逆上』(新潮文庫) ◇柄谷行人『言葉と悲劇』(講談社学術文庫) ◇乙一『夏と花火と私の死体』(集英社文庫) ◇作・越智典子/画・塩田雅紀『パンになる夢』(パロル舎)

10/14日記に

『笑わない数学者』。動機がはっきりしないよな、と夜、布団の中で気付く。

大塚英志『物語の体操』(朝日文庫)

◇高橋源一郎『平凡王』(角川文庫) 競馬、野球、テレビ、猫、マンガなど、著者の本を読む人にとってはお馴染みの素材についての、ときに脱力してときに真面目でときに感傷的な短文が集められている。読み応えのあったのはテレビを取り上げた一連の文章。「「…

心療内科に行き錠剤を処方してもらう。

自意識過剰な私の就職活動/面接試験について

水筒さんの日記http://d.hatena.ne.jp/suitou/20030729で見かけた以下の一節。 そうだ。そういや、そうだった。音楽に限らず、世に溢れる評論やコラムの多くは、何かについて語っているようでいて「こんな人間であると思われたい」という己を語っているもの…

◇ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』(集英社文庫) ◇鴻上尚史『鴻上の知恵 完結編』(朝日新聞社) 「僕達は、汗水流して働いている人に非日常と生きていく元気を感じてもらうのが虚業としての誠実だと思っています。」(28頁) モノを作ることの厳しさ、…

岩波書店1次面接落ち。 もう編集者もいいです。無理です。向いてません。 私の前に受けていた人が30分近く面接を受けていたのに対して、こっちは15分もかからずに終了。その人とは待合室で少しだけ話したのですが、SFCの福○和也ゼミにいらしたそうで…

小説

殊能将之『ハサミ男』(講談社文庫) トリックについては下にちょこっと書きます(ネタバラシあり)。 殺す側(犯人)と殺される側(被害者)、追う側(警察)と追われる側(犯人)、これら三者全てが同じ価値観を共有しているのが面白い。彼らはみな、人の内面や性…

マンガ

ケイケイ『ジュゲム・ジュゲム』(講談社) 20代後半の働く女性のごくありきたりの煩悩をテーマにした1話完結の短編集。ダイエット、髪型、服装、お肌の調子など。読んで感じたのが、20代でなくても女性でなくても、たとえば男子中学生でも同じような悩み…

○飯田橋ギンレイホール:10月11日(土)〜10月24日(金)は『めぐりあう時間たち』『エルミタージュ幻想』の組合せ。これは行きたい。 http://www.cam.hi-ho.ne.jp/ginrei/Naiyo-f/031011.htm ○神保町の大きな本屋に行ったので買い忘れていたラジオ英語のテキス…

6月に出た岡田史子の作品集(タイトルは長いのでISBN:4870315602す)。『ぼくがしまう語を〜』で岡田史子について書いてあったから。正直に言って、一読してみてあまり楽しめなかった。すぐあとに2回目を読んだ、というよりも、ぱらぱらめくってみたら面白か…

『不安と魂』(監督R・W・ファスビンダー) 最終回を迎えた柳下毅一郎「激殺!映画ザンマイ」(『ぴあ』にて連載。単行本が発売中ISBN:483560086X)で触れられていたので気になって。「登場人物が全員エゴむき出しの嫌な人間」と書いてあったので期待して観た…

古本祭にて

映画の上映時間が迫っていたので、ひとつめの石段をのぼったところに設けられている文庫コーナーのみチェック。尾崎一雄『暢気眼鏡』(新潮復刊)、色川武大『なつかしい芸人たち』(新潮)、廣松渉『生態史観と唯物史観』(講談社学術)、J・G・バラード『時…

大学講義→早稲田青空古本祭り→アテネフランセで映画鑑賞

フロム市立図書館

阪妻主演の『坂本龍馬』、稲垣浩監督の『忘れられた子等』。 借りていた『綴方教室』は未見のまま返却。今度借り直そう。

○J−WAVEで放送している「RADIO MAGAZINE“Weekly PIA”」のスタジオの様子を伝える記事が『ぴあ』に連載されていて、今週はラジオと一緒に最終回(ラジオは先日終了)。9月の月間パーソナリティのYO-KINGに加え、O.P.KINGのメンバー大木温之が登場してい…

○高橋源一郎『ぼくがしまうま語をしゃべった頃』(新潮文庫) ○大久保隆弘『経済学が面白いほど分かる本[マクロ経済編/マーケット論]』(中経出版)