2003-11-01から1ヶ月間の記事一覧

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『ぷーさん』(監督:市川崑)

東京フィルメックス「特集 清水宏生誕100年」より

『母情』(監督:清水宏)

於古本屋

◇S・ヴェイユ『労働と人生についての省察』(勁草書房) 現在流通しているやつではなく、昭和41年発行の古いバージョン。

◇佐藤友哉『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』(講談社ノベルス)

◇朝9時30分から渋谷で就職説明会を受ける。未だにだらだらと就職活動を行っている。 ◇その後、闘牛百貨書店に行って、ずらりと揃っているジジェクの本を眺め、先日来た時に購入を迷った『エリアーデ幻想小説全集』が買われてしまっているのを確認し悔しが…

◇M・プルースト『失われた時を求めて ③』(ちくま文庫)◇橋本治『橋本治雑文集成 パンセII 若者たちよ!』(河出文庫) 『ららら科學の子』を読んだ身としては、この箇所を引用してしまいたくなる誘惑に抗えない。 大人になるということは、かつて無力な子供だ…

マンガ

◇三原ミツカズ『ハッピー・ファミリー エクストラ』(祥伝社)◇(漫画)木村文・(原作)牛田麻希『問題のない私たち ①②』(集英社) 来春公開の映画の予告編を観て原作を読んでみることに。面白かったです。3巻が近日発売とのこと。映画は監督:盛岡利行、出演:黒…

◇細野真宏『最新版 経済のニュースがよくわかる本 世界経済編』(小学館) ポンド危機→アジア危機→ロシアのデフォルト、と90年代後半に相次いで起こった各地の金融危機を説明しながら、その共通の因果関係・構造を示し、マネー経済隆盛下の世界経済の複雑性を…

「羽仁進の方法 真実をとらえるための虚構」@近畿大学四谷ギャラリーより

◇『不良少年』 ◇“ハロー・CQシリーズ”より三作品 ハロー・CQというのは、テレビ東京で放送されていた連続テレビドラマらしい。『不良少年』は、一人の孤独な少年の少年院生活を、ドキュメントタッチ(記録的手法)で撮っている。少年院の中で芽生える友情…

保坂の人の『カンバセイション・ピース』に出てくる「森中」のモデルは中原昌也だと知る。 なるほど。

相変わらず活字は目に痛い。調子が良いときは文章に引っ張られて本が読めるけど、いまは内容にしがみついて読了する感じ。文章と内容は二つにはっきりと分けられるものではないとは思うが。

◇高橋源一郎『優雅で感傷的な日本野球』(河出文庫)

◇しりあがり寿『流星課長』(竹書房) 『少年マーケッター五郎』『ヒゲのOL薮内笹子』とともにサラリーマン3部作を成している。『薮内笹子』には負けると思うけれどこの作品も十分に強烈。総理大臣が満員電車で席取りをするサラリーマンを見て、まだまだ日…

高橋源一郎『優雅で感傷的な日本野球』(河出文庫)/橋本治『橋本治雑文集成 パンセII 若者たちよ!』(河出文庫) 東中野のぎんざ通りにある古本屋さんにて。

カウンセリング@大学健康センター

@ポレポレ東中野

◇『赤目四十八瀧心中未遂』(公式サイト) 時代設定が現在になっていることも関係しているのか、主人公生島与一のだらしなさが、当世の無気力な若者のそれと同じ程度に留まっているように感じられて、物足りなかった。ふらふら歩いている姿は印象に残った。画…

◇寺山修司『ポケットに名言を』(角川文庫) ◇細野真宏『最新版 経済のニュースがよくわかる本 日本経済編』(小学館) 前に中経出版から出ていたものに、最近の動向を付け加えたもの。中経のやつを以前に読んだが、ブックオフで「世界経済編」と一緒に安かった…

ビデオ

『満員電車』(監督:市川崑/主演:川口浩)

マンガ

◇しりあがり寿『少年マーケッター五郎』(竹書房)

小説

◇会田誠『青春と変態』(ABC出版)

◇鈴木いづみコレクション ◇隅田川乱一『穴が開いちゃったりして』(石風社)

◇会田誠『青春と変態』(ABC出版) ◇森有正『森有正エッセー集成 4』(ちくま学芸文庫) ◇カサノヴァ著/ジル・ペロー編『カサノヴァ回想録1 色事師の巻』(現代教養文庫) 『カサノヴァ』は自由価格本。

◇保坂和志『カンバセイション・ピース』(新潮社) 記憶、存在論、視覚、認識、アフォーダンスみたいな話、神の存在証明。会話の中で、また語り手の頭の中で、哲学的な問題意識が深まったり広がったり、そしてまた謎が増えたりとするけれど、そうした会話や思…

その2(昨夜ビデオで)

◇『爛』(監督:増村保造) ◇『悪魔の発明』(監督:カレル・ゼマン)

◇『ワラッテイイトモ、』(無修正版) @東大教養学部浅井隆ゼミ はじめに浅井氏による作品上映騒動の経緯の説明。表現のタブーという点から、都築響一×辛酸なめ子の「メメント・モリビル 六本木ヒルズ夢日記」(本当は森美術館完成祝賀会で配布されるパンフレ…

講義の後、コンピュータルームにて蓮実重彦・重臣で検索していてたどり着いたまぐら日記さんで知った「ワラッテイイトモ、」上映会に行ってみることにした。

『蛇殺手』@アテネ・フランセ 「蠱』('81)『魔』('83)等、グロテスクの極限にいどんだ異才、カイ・チーホン監督による蛇をつかったエロチック・サイコ・ホラー。『ウィラード』('71)『ベン』('72)の影響を超えて、性的抑圧をかかえ、蛇だけを友に育った青年…

漫画

やまじえびね『インディゴ・ブルー』(祥伝社)

◇寺山修司『青少年のための自殺学入門』(河出文庫) 自殺する方法を知りたいと思ってすがりついた――のではもちろんなく。自殺というものにまとわりついている既成の思い込み(深刻さや哀れみなど)を剥ぎ取る作業をここで著者はやってくれているのだろうと思う…

『みんなのドイツ語入門』(三修社)ISBN:4384050526 「安吾その可能性の中心」で柄谷行人が、安吾を例に出しながら、日本語がうまく読めないときは外国語の勉強をやってみると良いということを書いていたのを思い出して。大学の第二外国語はドイツ語だったの…