2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

風で寝込み布団の中で、バタイユ『エロスの涙』(ちくま学芸文庫)を読み終える。図版が多いというか図版メインなので眺めたというほうが正確か。バタイユにヒントを求めているのは別に大層なことを考えたいわけでなく、小さい頃からの自分もそうだったのだが…

最後の試験を終える。あとは最後の審判を待つのみだ。最後の審判というよりも、ひょうきん族のラストの懺悔コーナーで水が落ちないことを祈っているようなもの。でも法律科目は再試験にまわされる可能性が高い。

アーサー・マッケン『夢の丘』(創元推理文庫)と古本屋で先日買った獅子文六『コーヒーと恋愛 可否道』(角川文庫)を。『夢の丘』を読んでいて映画『ポーラX』を思い出した。主人公が日常との距離感を失ってどんどん落ちてみすぼらしくなっていくのだが目指し…

恥かしい事での手紙

今日届いた手紙2通。ひとつは大学就職課から進路報告をして下さいという通知。秋にも一回届いた。もう一つは、変な事務所の債権処理課から届いた、いわゆる架空請求書。心当たりは無いけれど、私も人並みにいやらしい無料動画をおとしたりしているので、後…

1月も終ろうとしているのに今年の抱負も決めていない。今年取り組みたいことを決めていない。絞り込めていない。哲学(論理学、心理学、倫理学を含む)/仏文法/ラテン語分布/日本語文法(古文及び現代日本語)/歴史/地理/社会学(とくにマルクスの「資…

1月25日付「日経」。書店のPOPで火がつくヒット作品という記事。当然のように取り上げられているのは『世界の中心で〜』と『白い犬とワルツを』。本屋の手書きPOPが人気なのは、評論家や専門家による本の紹介は出版社との利害関係が絡んでいるようでいやだか…

やはり同じことを感じた方がはてなダイアリにもいるようだ。 はてなダイアリKain http://d.hatena.ne.jp/kouhei_kain/20040125#p1 はてなダイアリAcri Note http://d.hatena.ne.jp/acri/searchdiary?word=%2a%5b%bb%a8%b5%ad%5d

昼飯を食べながら観始めた「大阪国際女子マラソン」を結局最後まで。完全におっさんの休日である。何となく千葉と渋井両選手を応援していたが、優勝は坂本直子(今度大リーグに行く高津投手に似ている。眉毛だけか)。アテネ代表がほぼ決定したらしい。高橋尚…

深夜部屋で試験勉強しながら、またまた聞いてしまった「TR2」。来週は福山雅治がゲストに来るとのこと。リリー&めぐタンと一緒にいるもう1人は園田敦史という編集者だということを知る。『ナイトウォーカー』でリリー氏の連載を担当している方らしい。昨日…

昨日は図書館の自習室にて試験勉強。買ったばかりのテレビブロスを忘れて来る。今日取りに行こうと思っていたが寝過ごしてしまった。

◇東京都写真美術館中島健蔵展 1/20〜2/22 http://www.syabi.com/schedule/details/nakajima.html ◇ついでに恵比寿ガーデンシネマで『10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス』を観て帰りたい。 http://www.cineplex.co.jp/yebisu/show_work/10min.html ◇そ…

帰りに駅前の本屋でアーサー・マッケン『夢の丘』(創元推理文庫)を。2003の復刊フェアの1冊。復刊されるくらいなら名著なのだろうというのと、あらすじをみて(貧乏田舎牧師の息子である主人公の魂の遍歴云々)買ってみる。少しだけ読み進めているがヘッ…

寝坊して今年度そして大学生活最後の講義に遅刻する。大学入学して最初にあった講義は語学だったがそのときにも遅刻した。高校3年間での遅刻回数はおそらく学年トップクラスだった。中学3年間での遅刻回数は確実に学年トップだった(登校拒否の子と不良の…

「(読者には)私の本を読んで楽しくなってもらえれば。」という綿矢りさの言葉にうなずき、「大学を卒業したい」という言葉に感心し自省の念に駆られているなか、『Xへの手紙・私小説論』所収の「新人Xへ」で小林秀雄が、「面白くするのにはどういう技巧を…

12日(成人の日)に放送された「青春メッセージ'04」の審査員に松本零士が出ているのを観てこれは適任だなあと思ったのは、少し前に読んだ本に松本零士が若手漫画家に対して温かい言葉をかけてきた、とかいてあったからだ。荻原魚雷『借家と古本』所収「松本零…

『へらへらぼっちゃん』(講談社)読了。善人悪人あほかしこ、の人物4類型でもってテレビ時代劇を説明してくれる「絶望的なありさま」が勉強になった。ほか、路上を歩いていて人とすれ違うときの譲り合い精神の無さへの憤りや、バンドのメンバー間の日程調整…

業田良家『ゴーダ哲学堂 悲劇排除システム』(小学館)

昨日深夜のリリー・フランキー&安めぐみ&もう1人(誰だかよく分からない)の「TR2」はゲストにAV女優鈴木あずみ。布団に入って寝入る寸前のBGMにするつもりが、最後まで聞いてしまった。大好きな男性且つ大好きな作家は大槻ケンジとのこと。 http://www.j-w…

少し離れた町にある図書館まで試験勉強をしに行ったものの、休館日。木曜日は気をつけるべきなのに、同じ過ちを犯したのはこれで何度目だろう。天気が良いので隣の駅まで歩く。途中、国立大学付属中学から出てくる下校集団に巻き込まれたり、ブックオフに寄…

カウンセリング@大学。とりあえず4月以降の仕事先も決まりそうなので最近は落ち着いているが予約していたので一応。古本屋をひやかしながら帰る。キルケゴール『初恋』(未知谷)を見つけられたのが嬉しかった。近いうちに買いにいこうと思っていた本。「転換…

井伏鱒二の新潮文庫がことごとく絶版でショック。講談社文芸文庫はどうかと思って見てみればこちらも絶版ラッシュ。文芸文庫、値段が高いのは何のためなんだ!希少性の高い作品、需要のあまり高くない作品を出すからこそ、値段を高く設定しているのだろう。―…

12日深夜1時50分〜

『ケータイ刑事 銭形愛』<どすこい!フンドシ湯けむり殺人事件>[出演]宮崎あおい、中島ひろ子、金剛地武志、山下真司ほか

[メモ] ○江戸川短大の助教授のHPより http://www.edogawa-u.ac.jp/~kiuchiy/home/internet.html 昔は、江戸川短大の学生には、風俗から足を洗いたいけど店長が辞めさせてくれなくいので社長に直訴するとか、短大は嫌いじゃないが、錦糸町から銀座の店に声が…

はてなダイアリ<町山智浩アメリカ日記>http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/

マンガ

◇三原ミツカズ『ハッピー・ファミリー2』(祥伝社) ◇三原ミツカズ『ハッピー・ファミリー3』(祥伝社) 三原ミツカズは、そういえば『夜想』復刊第一号(「特集 ゴスGothic」)にインタヴューが載っているのだったか。こういうのに興味がないので、三原マンガは…

◇小林秀雄『モオツァルト・無常という事』(新潮文庫) 先日「美の巨人たち」で取り上げていた富岡鉄斎についての文章があったかなと思い読んでみる。以下は「鉄斎」から。 恐らく彼(鉄斎)は、「万巻の書を読み千里の道を行かずんば画素となるべからず」という…

◇ラス・メイヤー映画祭@渋谷シネ・ラ・セット http://www.fullmedia.co.jp/rm/fes/fes.html

市営プールにて泳ぐ。水中ウォーキングを黙々とこなす高齢者の行列と、激しく泳ぎ回る男子高校生の塊の間に挟まれて。この前よりは長い距離を泳げた。脚は攣ったものの、マッサージを施しながらしばし回復を待ち、計500mほど泳いだ。上半身の使い方が下手だ…

◇宮崎あおい・泉ピン子共演の『ちょっと待って、神様』(NHK総合)。どっかで見たことある話だと思ったら、原作は大島弓子「秋日子かく語りき」だった。ピン子の女子高生姿は以前、『学校へ行こう』(TBS)で見たことがあるがショッキングだった。他にサスペンス…

新年早々「毎日新聞」では“結婚難”と題した短期連載が。30代前半の男性の4割が未婚とのこと。連載を通して述べられていたのは、男女が求める条件のすれ違い、という問題。でもどこら辺がすれ違ってるのかがよく分からなかった。手元に新聞がないので確かめら…