2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

マンガ

◇南Q太『天井の下』(祥伝社) ◇福満しげみつ『カワイコちゃんを2度見る』(青林工藝舎) 時は平成、のはずなのに、出てくる人のファッションや髪形がずれていて、また行動パターンもパンチラやボインに異常な興奮を示したり、女の子の匂いをくんくん嗅いだり…

◇阿部和重『ABC戦争』(新潮文庫) 田舎の通学列車に勃発する、出身中学に色分けされた抗争。実際は抗争という大袈裟なものではなく、いさかいという程度のもので、しかも予兆や推測やほのめかしの段階にとどまって、勃発には至らない。しかし、これを過剰な装…

「日本再生ひとりからの出発〜村上龍とリーダーたちの対話」(NHK) 対談相手は利根川進、カルロス・ゴーン、猪口邦子の3人。どれも結局は、人生論・精神論にしかなっていないように思えた。利根川進は、親が子供へ充実した自分の人生を見せることが一番の教…

マンガ

南Q太『ゆらゆら』(宝島社) ひさうちみちお『パースペクティブキッド』(青林堂)

有栖川有栖『ペルシャ猫の謎』(講談社文庫) 著者もしくは火村シリーズのファンでなければ読む必要ないでしょう。「赤い帽子」という中編は、大阪府警警務部教養課の編集部(そんな部署があるんですね)からの依頼で「なにわ」という大阪府警の社内誌に連載し…

ブックオフ

有栖川有栖『ペルシャ猫の謎』(講談社文庫) 大泉実成『東京サイテー生活 家賃月2万円以下の人々』(講談社文庫) 小川国夫『アポロンの島』(講談社文芸文庫) 南Q太『ゆらゆら』(宝島社)

正月早々ブックオフで100円棚をチェックしてくる。テレビはサッカー天皇杯とNHKの村上龍のやつを観た。やらなくてはならないことはあるのに、そわそわと落ち着かない、いつもの正月だ。