古本祭にて

映画の上映時間が迫っていたので、ひとつめの石段をのぼったところに設けられている文庫コーナーのみチェック。尾崎一雄『暢気眼鏡』(新潮復刊)、色川武大『なつかしい芸人たち』(新潮)、廣松渉『生態史観と唯物史観』(講談社学術)、J・G・バラード『時間都市』(創元)の4冊を紙に包んでもらう。20分くらいしかなかった割にはよかったように思う。めずらしく集中力のあった私。『暢気』は岩波文庫と収録作品がかぶっているかもしれないけれど新潮復刊は装丁が素敵だし150円だったので迷わず。貧乏ユーモア小説集とのこと。『生態史観』は500円で迷ったけど購入。めずらしく決断力のあった私。