2004-03-11から1日間の記事一覧

CD

・パーカッション・ミュージアム/惑星 パーカッション・ミュージアムとは、読響主席ティンパニスト菅原淳が率いる打楽器集団のこと。前に大学の般教講義で、菅原氏と団員の1人加藤恭子氏が来て、小さな演奏会をしてくれたときに、配っていたチラシに載って…

○村上龍『限りなく透明に近いブルー』(講談社文庫)読了。解説で作品を「没主体の文学」と説明する今井裕康は、「ここにあるのは、ただ、見ること、見つづけることへの異様に醒めた情熱だけである」と書いている。さらに、それを読むものに強く感じさせるのは…

・塚本晋也監督『六月の蛇』を観る。1人の女と2人の男。女は電話でこころの悩み相談を受ける、心裡カウンセラーのような仕事をしている。1人の男は女の亭主で、潔癖症でインポテンツなのかセックスレスの生活を続ける、会社人間。もう1人の男は、ヴァイブレ…