2003-07-21から1日間の記事一覧
確かにテーマは題名にある通りのものだが、そこから想像するような、激しい暴力シーンや狂った進展は無い。爽快感やカタルシスを味わうことはあまり出来ないと思う。マット・ディロン演じる薬物中毒の青年は、物語のはじめから既に疲れが垣間見えており、作…
一人の女性の埋葬から物語は始まる。残された一人娘と、花を手向けに来た男との、二人旅。ライアン・オニール、テイタム・オニールという実の父娘によって演じられている。タイトルの『ペーパー・ムーン』というのは、ライアン演ずる男が少女の父親と噂され…
お嬢さん(原節子)の屋敷のシーンで、応接間とベランダをまたいでの二人のやり取りをワンショットで撮ったりしているのが、喜劇の演出として成功しているのではないか。身体を使っての動きがしっかりと出ているから。他にメモしておきたいのは、歌と音楽。お…
ビデオ3本鑑賞