池上彰『そうだったのか!現代史』
高校生には良い参考書になるのじゃないか。高校の参考書に適しているというのは、高校生以外の人にとっても標準的な入門書として相応しいということ。社会人向けの「○○時間で分かる世界史(或いは宗教、ギリシア神話シェイクスピア、日本文学などなど)」といった本を読むならば、高校の教科書や参考書に当たったほうが、ちょっと遠回りでも結果的には得るものが大きいはず。受験産業は競争が激しい分、値段・内容ともに優れたものが多いのだろう。