ひどく久しぶりに高校の校舎に

公務員試験のため。スリッパをもって行くのを忘れるというやる気のなさ。出来は予想道りに何の手ごたえもなく。

TOEICを受けるときにも感じたけれど、大人たちが集って受ける試験というのはどうしてやるせない気持ちを誘うのだろうか。大学入試の模試のときも気だるさはあったけれども、どこかに活気が、陳腐だけれど「希望」というようなものがあった。それが、いい年した人たちが集まる試験会場は、ぴりぴりとした緊張感はなく、どこかに疲れが淀んでいる。
村上春樹の「中国行きのスロウ・ボート」は主人公の少年が休日に試験を受けに行く話しだったな。別に今日のはなしに発展的に結び付けられるわけではないが。